看護学校
秩父看護専門学校は、埼玉県秩父市に位置する私立の看護専門学校で、秩父郡市医師会が運営しています。御花畑駅から徒歩約4分というアクセスの良さも魅力の一つです。本校は、地域医療の担い手となる質の高い看護師の育成を目的とし、約80年にわたる歴史を誇ります。
本校の教育理念は「生命を慈しみ、豊かな人間性を備え、人々の健康と社会の要請に対応できる看護師の育成」です。3年制の看護学科では、看護に必要な知識・技術を習得し、対象に適切な看護が実践できるための基礎的能力を身に付けます。卒業後は看護師国家試験の受験資格が得られ、保健師や助産師学校への進学も可能です。
実習は主に秩父地域内の病院で行われ、学校から近いため移動の負担が少なく、学習効率が向上します。また、在宅看護実習室や情報処理室、演習室などの施設も充実しており、学生の学びを支えています。
国家試験対策として、1年生から模擬試験を計画的に実施し、復習などをクラス全員で取り組んでいます。また、専門予備校による特別対策補習講義も行われ、受験生全員の合格を目指しています。令和2年度の国家資格合格率は95.5%、希望者全員が病院に就職するなど、高い実績を誇ります。
令和4年4月からは「ちちぶ医療協議会」による経済的支援が始まり、家賃補助(月額3万円上限)、通学費補助(月額1万円上限)、秩父地域内就業奨励金(年額20万円)などが提供されています。これにより、学生の経済的負担が軽減され、学業に専念できる環境が整っています。
卒業生からは「先生方の親身な指導と仲間の支えがあったからこそ卒業できた」「実習での経験が看護師としての基盤となった」などの声が寄せられています。また、地元の病院で活躍する卒業生も多く、地域医療に貢献しています。
秩父看護専門学校は、地域に根ざした教育と手厚いサポート体制で、看護師を目指す方にとって理想的な学びの場を提供しています。
オープンキャンパスなども開催させているので、進学を考えている方は行ってみてください。