語学専門学校
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語学専門学校とは
「語学専門学校」についてご紹介します。語学専門学校は、外国語に関する知識を身に付けられる専門学校です。「客室乗務員」「ホテルのグランドスタッフ」といった職業には、実践的な語学力が求められるため、語学を専門的に学べる学校を選びたいと考える人も少なくありません。
語学を学べる学校には、語学系の大学など多くの種類がありますが、語学の専門学校では、英語だけではなく、中国語、フランス語など、様々な言語についての知識・スキルを伸ばせます。
ブライダル業界、アパレル業界、旅行業界など、多彩な業界が語学力の高い学生を必要としているため、職業別の専門知識を勉強できる専門学校はおすすめと言えます。
「語学専門学校とは」では、語学専門学校について、学校の特徴をはじめ、勉強方法、学費、就職率などをまとめました。
目次
語学専門学校の概要

語学専門学校とは、外国語に関連した知識・スキルを身に付けられる専門学校です。メインの言語は英語ですが、他にも中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、タイ語、インドネシア語など、選ぶコースによって異なる言語を習得することができます。
語学について専門的な知識を身に付けられる点は、語学系の4年制大学などとほぼ変わりません。
2年という限られた時間のなかでも、実践的なスキルを学べる点は、語学専門学校の魅力のひとつと言えます。多くの学校が1~2年で修了しますが、なかには3~4年制の学科もあります。大学のように、じっくりと時間をかけて学びたい人におすすめです。
また、客室乗務員をはじめとした航空業界を目指すエアライン系の学科、ホテル業界の就職を支援するホテル系の学科など、特定の業界への就職を見越した勉強ができる学校もあります。その他にも、海外への長期留学を想定した学科、日本語教師養成のための学科など、語学を学ぶ目的に応じていろいろな学科・専攻に分類される点も特徴的です。
なお、卒業後は語学系の4年制大学へ編入するという選択肢もあります。就職・進学など、個人の意思に沿った勉強が進められる点は、語学専門学校を選ぶ大きなメリットです。
語学専門学校の種類
語学専門学校の種類は、就学年数、修学時間帯によって異なります。就業年数は4種類あり、2年制が多くを占めます。しかし、1年制、3年制、4年制の学科も少なくありません。また、修学時間帯は、昼間部と夜間部に分かれます。修学年数と修学時間帯別の特徴を詳しく見ていきましょう。
修学年数
1年制 | 2年制 | 3年制 | 4年制 | |
---|---|---|---|---|
カリキュラムの例 |
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特徴 | 短期間で実践的な語学力が身に付く | 3年制への編入を狙える | 海外への長期留学がコース内にある場合が多い |
昼間部と夜間部
学校によっては、夜間部を設けている専門学校もあります。昼間部と夜間部の具体的な違いは以下の通りです。
昼間部 | 夜間部 | |
---|---|---|
学生の 年齢層 |
10~20代が中心 | 年齢層の幅が広く、社会人経験がある層が目立つ |
カリキュラム | 一般的なコマ数で受講できる | 昼間部より授業数が少ない |
メリット | 授業時間数が多く、基礎から応用までしっかり学べる | 昼間部に比べて学費が安い 仕事と学業の両立が可能 |
デメリット | 夜間部に比べ、学費が高め | 学科・授業の選択肢が少ない 授業内容が簡素化しやすい |
語学専門学校の勉強内容

語学専門学校の勉強内容の特徴は、学科によって大きく変わることです。一般的な語学コースでは、その語学に応じたリーディング・スピーキング・ライティング・リスニングなどの授業が行われます。英語以外の言語を選択した場合も、英語の基本的な授業を受講するケースが一般的です。
さらにTOEICなどの資格対策授業、トラベルイングリッシュ、日本文化を英語で学ぶ授業、時事英語など、アプローチの異なる英語関連授業を受けることが可能です。授業内容は学校によって異なりますが、学科に関係なく受講必須な共通科目と、学科専門の専門科目に分けられているケースが目立ちます。
また、エアライン系・ホテル系などの職業系学科は、職業特有の授業を受講しなければなりません。実務系の授業・企業研究などの授業を受け、就職につながるスキルを身に付けます。ビジネスに特化した学科には、財務会計などの授業も必須です。
なかには、長期留学がカリキュラム内に入っている学科もあります。留学前の1年間は留学準備として様々な語学対策を行い、帰国後は好きな専攻を選んで勉強するカリキュラムが一般的です。
どのような学科・学校を選んでも共通している点は、語学だけではなく、外国文化の勉強も行うこと。その国の文化、歴史、常識などを学ぶことも語学を勉強する上で大切です。
語学専門学校の偏差値
一般的に専門学校は、4年制大学・短大のような偏差値はありません。偏差値よりも、やる気・適性を重視する傾向があるからです。
しかし、語学専門学校は、語学に関する基本的なスキルがないと、入学後大変な思いをします。授業に無理なくついていくためには、高校レベルの英語はマスターしておくようにしましょう。
学校を選ぶ際は、カリキュラム、授業の特色に興味を持てるか、就職率などから判断することをおすすめします。
語学専門学校の学費とその他費用
語学専門学校の学費は、2年制の場合200~270万円ほどかかるケースが一般的です。学費は入学金、授業料、施設使用料などの合算になります。3~4年制になるとさらに学費も増え、逆に1年制だと減額になるという計算です。
また、学費以外に教材費などで10万円ほどの費用がかかると言われています。留学、資格試験を受験する場合は、その費用も別途必要。場合によっては、100万円以上かかることもあります。
学費・その他の費用ともに、入学する学科によって必要な金額は大きく変化します。自分の行きたい学科が卒業までに総額でいくらかかるのか、事前に調べておくことが大切です。
学費に不安が残る場合は、多くの学校で設置している学費支援システムを利用するのもおすすめ。学費の一部免除、返済不要奨学金などを使えば、重い負担の大部分をカットすることができます。国・地方自治体による支援制度もあるため、自分が活用できそうな制度内容をあらかじめ調査しましょう。
語学専門学校の就職率と就職先

語学専門学校の就職率としては、多くの学校が90%以上のデータを公表しています。もちろん学校によって変わってきますが、95%に近い就職率を誇る学校も多く、全体的に就職率は高いと言えます。なお、就職ではなく、進学の道を選ぶ人も少なくありません。
主な就職先は、航空業界・ホテル業界・観光業界・アパレル業界・ブライダル業界などです。また、日本語教師として活躍する人もいれば、一般企業にグローバル人材として採用される人も多く存在します。語学力は、業務に役立つ実践的なスキルのため、多くの企業から評価を受けやすいと言えるでしょう。
すでに挑戦したい業界が決まっている人は、職業系学科を設置する語学専門学校を受験することがおすすめです。
語学専門学校の受験
語学専門学校の受験方法は、主に「一般入試」「推薦入試」「AO入試」「社会人入試」に分類されます。学校によって詳細は様々なので、自分の行きたい専門学校の受験内容を事前に確認しましょう。
対象者 | 試験科目 | |
---|---|---|
一般入試 | 高校卒業・卒業見込み 高卒認定試験合格者 |
書類選考、面接、口頭試問、学科試験、作文など |
推薦入試 | 高校卒業見込み、かつ学校の推薦を受けた人(学校推薦の場合) | |
AO入試 | 高校卒業・卒業見込み 高卒認定試験合格者 |
書類選考、面接など |
社会人入試 | 高校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者 高校卒業後、〇年以上の実務経験がある者 |
書類審査、適性試験、 小論文、面接など |
AO入試は書類選考と面接のみで評価する学校が多いですが、一般入試と推薦入試では、学科試験(英語・国語など)と口頭試問を実施する学校が目立ちます。
入学前に高い語学力は必要としないため、現時点でのレベルチェックとして行うケースが一般的です。しかし、入学前から良い評価を受けておいたほうが心強いため、事前にできる限り勉強を進めておきましょう。
なお、推薦入試には学校推薦と自己推薦の2種類があるため、それぞれの受験内容をチェックしなければなりません。推薦の場合は、TOEICの最低スコアを提示する学校もあります。自分の語学力、高校での評価なども考慮し、受験しやすい方法を選びましょう。
社会人入試は、「高校卒業後、〇年以上の実務経験がある者」と言うように、社会人経験を出願条件にしている場合があります。また、高校を卒業したあとに、大学・短大、専門学校に在学している学生を対象にしている語学専門学校もあるため、受験したい専門学校にあらかじめ確認しましょう。
語学専門学校の選び方
語学専門学校を選ぶ際は、自分が希望するカリキュラム、授業が受けられるかどうかが重要です。
就職する業界が決まっている場合は、専門的な知識が学べるかどうかもリサーチが必要。パンフレットの取り寄せ、学校の公式ホームページへのアクセスを行い、授業内容を確認しましょう。学校によっては、具体的な時間割の例が表記されていることもあります。
授業内容の他にも、就職率の高さ(各業界別)・学費・設備の充実度・在籍する講師陣の経歴などもまとめてチェックしておくと安心です。自宅から通う予定の人は、家までの交通費も調べておきましょう。あまりに遠すぎる学校だと、通学にかかる労力がかかりすぎて、入学後に苦労する可能性があります。
また、専門学校の候補をいくつか出せたら、実際にオープンキャンパスなどに足を運んでみましょう。パンフレット・公式ホームページからでは伝わらない、学校の雰囲気が分かるからです。
先輩たちの印象、校舎のきれいさ、居心地の良さなどは、実際に学校を訪れないと分かりません。時間を作って、複数の語学専門学校を見学してみましょう。入学後に後悔しないためには、事前調査を行うことが大切です。
語学専門学校の探し方
語学専門学校を探すときは、まず学校の先生に相談してみましょう。学校経由で入手できる情報もあるので、話をしてみることがおすすめです。受験のために必要な勉強内容について、アドバイスをしてもらうことが可能です。場合によっては、その学校へ進学した先輩にコンタクトを取ってもらえることも期待できます。
また、専門学校を検索できるポータルサイトを利用することもおすすめです。学生だけではなく社会人でも気軽に情報を調べられるうえ、場所、時間を選びません。なかには、現在地から近い専門学校を検索できるサイト、口コミをチェックできるサイトも存在します。自分にあったサイトを探してみましょう。
語学専門学校を探すなら「ホームメイト・リサーチ」で検索する
施設検索「ホームメイト・リサーチ」でも、以下のような検索方法で「語学専門学校」の情報を得ることが可能。検索方法は、以下の6種類です。
- 地域別に検索
- 施設名を入力して検索
- 地図から検索
- 口コミから検索
- 写真(動画)から検索
- カテゴリから検索
※モバイル端末では現在地から検索もあります
なお、おすすめの検索方法は「カテゴリ検索」です。「スタディピア」のトップページから、「語学専門学校」を選択すると、全国の語学専門学校を簡単に探すことができます。
まとめ
卒業後、多彩な業界で活躍できる語学専門学校の内容は、学校・学科によって様々です。カリキュラム、就職状況などをはじめとした、自分の希望にあった学校を見つけて、最適な方法で受験しましょう。
学校、ポータルサイトで各学校の情報を集めたあとは、実際に自分の足を使って学校見学に行くことも重要。多くの情報を得て、自分にぴったりの語学専門学校を見つけましょう。
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